イギリス国内に、17万人以上のホームレスが存在
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イギリスでのホームレス
イギリスでの最新の調査の結果、同国の総人口のうち17万人以上がホームレスであることが明らかになりました。
メフル通信によりますと、イギリスの新聞インディペンデントは24日月曜、この統計を発表するとともに、「これらの人々は、極めて嘆かわしい状態のもとで生活している」と報じています。
また、「イギリスにおけるホームレスの数は、過去5年間で倍増した」としました。
イギリスの危機管理センターは、「人々の多くは、クリスマスシーズンを喜ばしい祝賀ムードの中で過ごすが、その一方でイギリス国内のホームレスの多くは、路上や屋外での温かく安全な場所を見出そうとしている」と表明しました。
インディペンデント紙はまた、これ以前にも報告の中で「イギリス・ロンドンでは、食糧支援を必要とする人々の行列が、日増しに長くなっている」と報じています。
さらに、イギリス人労働者の新銀水準が低く、ロンドン市内での家賃が高騰していることに言及し、「ロンドンでは、労働者の多くが収入の多くを住居費に当てざるを得なくなっている。このため、彼らは食物を購入するための十分な金銭を有していない」としました。
インディペンデント紙は続けて、「ロンドン市内のホームレスや労働者は、何時間も行列して並び、恵まれない人々に無料で食物を配給するセンターから食物を入手せざるを得なくなっている」と報じています。
この新聞は、イギリス国内で貧困が拡大し、ホームレスの数が増えているとし、「国内での貧困の拡大は、誠に恥ずべきものだ」としました。
専門家の間では、イギリスでの貧困の拡大とホームレスの増加の主な原因として、政府の誤った政策や福祉関連の補助金の支払いの減少、各家庭の収入の減少が指摘されています。
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