ロシアが、ベネズエラ反体制派に政府側との交渉を呼びかけ
https://parstoday.ir/ja/news/world-i51452
ロシアのラブロフ外相が、「ベネズエラ政府と同国内の反体制派は、交渉を通じてベネズエラ問題を解決する必要がある」と強調し、危機解決に向けて、反対派の人々に交渉のテーブルにつくよう要請しました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
2月 06, 2019 18:27 Asia/Tokyo
  • ロシアのラブロフ外相
    ロシアのラブロフ外相

ロシアのラブロフ外相が、「ベネズエラ政府と同国内の反体制派は、交渉を通じてベネズエラ問題を解決する必要がある」と強調し、危機解決に向けて、反対派の人々に交渉のテーブルにつくよう要請しました。

イルナー通信によりますと、ロシアのラブロフ外相は5日火曜、ベネズエラ危機に対する西側諸国の立場を批判し「EU諸国は、ベネズエラ問題解決への協力という、ロシアと中国の意向を無視した。これは実に驚くべきことだ」と述べました。

スペイン、フランス、ドイツ、スウェーデン、オーストリア、イギリスなど一部のヨーロッパ諸国は4日月曜、ベネズエラの反体制派の指導者であるグアイド議長を、ベネズエラ暫定大統領として正式に承認しました。

1月23日、グアイド議長は、米国とその同盟国からの支持を背景に、自らベネズエラ大統領を名乗りました。ベネズエラ政府と国民はこの措置を、国民から合法的に選出されたマドゥロ大統領に対するクーデターと見なしています。

アメリカとその同盟国は、グアイド議長を支持し、ベネズエラでのクーデターを画策しています。

イラン、ロシア、中国、キューバ、トルコ、南アフリカ、ウルグアイといった多くの国々が、アメリカとその同盟国によるこの行動を非難し、ベネズエラの主権と領土保全の尊重の必要性を強調しています。

アメリカとその同盟国は、ベネズエラへの制裁行使と反政府活動家への支援により、反米的なベネズエラの合法政府の打倒に力を注いでいます。

 

ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese

http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/