イギリスのＥＵ離脱が、同国の航空業界に悪影響
2月 17, 2019 20:03 Asia/Tokyo
-
イギリス第２の航空会社ＦＬＹＢＭＩ
イギリス第２の航空会社ＦＬＹＢＭＩが、同国のＥＵ離脱による財政難のため経営破たんし、全ての就航便を運行停止としました。
イルナー通信によりますと、ＦＬＹＢＭＩは１６日土曜、声明を発表し、「当社はこの数ヶ月間、燃料費の値上がりや温室効果ガス排出の悪影響といった複数の問題に直面しており、またイギリスのＥＵ離脱の影響での温室効果ガス排出権の取引からの、イギリスの航空会社の除外、というＥＵの最近の決定を受け、問題が倍増している」と表明しています。
この声明ではまた、「イギリスのＥＵ離脱が今後先行き不透明であることから、当社をはじめとする航空会社の展望にも影響が及んでおり、同社はヨーロッパでの航空規定をもはや遵守できなくなった」とされています。
イギリスの正式なＥＵ離脱を前に、同国の通商経済は好ましくない状況に陥っており、同国の中央銀行はこれ以前に、「イギリスは２０１９年に経済不況に陥る可能性がある」と表明していました。
イギリスは、来月２９日にＥＵから離脱する予定です。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
