アメリカのイスラム教徒がバーニー・サンダース議員の選挙参謀に
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フェイズ・シャーケル氏
2020年のアメリカ大統領選に出馬を表明したバーニー・サンダース上院議員が、イスラム教徒のフェイズ・シャーケル氏を自身の選挙運動の参謀に起用しました。
アメリカのニュースサイト、ザ・デイリー・ビーストが20日水曜、報じたところによりますと、「バーモント州選出のサンダース上院議員は、民主党の専門家やシンクタンクと良好な関係にある、最も活動的な民主党員の一人とされるシャーケル氏を起用し選挙運動を開始した」ということです。
シャーケル氏は、2017年初頭から現在まで、ACLU・アメリカ自由人権協会の国家政策部長を務めていました。
今年39歳のシャーケル氏は、この組織に加わる以前は、民主党が過半数を占めていた頃のハリー・リード上院議長の上級顧問、そしてそれ以前はナンシー・ペロシ民主党下院議長のもとで働いていました。
ザ・デイリー・ビーストによりますと、シャーケル氏はアメリカの主要な選挙運動家の一人で、選挙参謀となった初のイスラム教徒です。

77歳のサンダーズ上院議員は、2016年のアメリカ大統領選の民主党候補者指名争いで、ヒラリー・クリントン氏に敗れています。
サンダース上院議員は、トランプ大統領の国内外の政策に強行に反対しています。
トランプ大統領は19日火曜、サンダース上院議員が2020年の大統領選出馬を発表したことを受けて同議員を攻撃し、「私が考えるには、サンダース氏は時機を逸した。なぜならば、前回の選挙戦で大健闘したにもかかわらず、ヒラリー・クリントン氏はこの上院議員に敬意を表しなかったからだ」と語りました。
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