ドイツで、何者かがモスクを攻撃
May 26, 2019 13:44 Asia/Tokyo
ドイツでイスラム排斥行動が続く中、25日土曜、同国西部ノルトライン=ヴェストファーレン州ハーゲン市にあるモスクが、何者かにより襲撃されました。
ファールス通信によりますと、この人物はモスク内の備品などに放火し、このモスクに甚大な被害を与えたということです。
最近、同じ州内の町デュースブルクで建設中のモスクが何者かにより襲撃され、大きな被害が生じたとともに、壁に人種差別的なスローガンが落書きされる事件が発生しました。
ドイツ在住のイスラム教徒は、これまでに何度も同国内のモスクやイスラム関連施設への攻撃、イスラム排斥的な行動への強い懸念を示すとともに、これらの場所の保安警備の強化を求めています。
近年、特にヨーロッパ諸国におけるテロ組織ISISの攻撃後、西側諸国でイスラム恐怖症と見られる現象や、イスラム排斥的な行動が広まっていることから、イスラム教徒のコミュニティは苦境に立たされています。
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