フランスで、警察と「黄色いベスト」運動が衝突
8月 04, 2019 19:16 Asia/Tokyo
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「黄色いベスト」運動
昨年11月中旬から数えて通算38週目を迎えた、フランスでの「黄色いベスト」運動が、治安部隊の襲撃により衝突に発展しました。
IRIB通信によりますと、ナントを初めフランスの各都市で、治安部隊は「黄色いベスト」運動の抗議者たちと衝突、警棒や催涙ガスを使用しました。
ナントでの抗議運動は、6月に警察の暴力のさなかに行方不明となり最近遺体が発見されたSteve Maia Caniço氏への追悼という形で開催されました。
3日土曜の正確な逮捕者数はまだ明らかにされていません。
Steve Maia Caniço氏は今年6月21日、ナントにて警察との衝突の際に音楽祭の参加者らとともに行方不明となり、38日後の7月29日、遺体がナントからおよそ1キロ離れたロワール川のそばで発見されました。
フランスでは、昨年11月17日以来、政府の政策に抗議する市民の抗議行動「黄色いベスト」運動が実施されています。
この抗議行動の中でこれまでに10人以上が死亡、およそ1万4000人が負傷、逮捕されています。
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