英労働党コービン党首、英の対サウジ武器輸出停止をアピール
12月 02, 2019 14:22 Asia/Tokyo
イギリス労働党のコービン党首が、「選挙で当選した暁には、イエメン戦争での使用目的によるサウジアラビアへの武器輸出を停止させる」と語りました。
ロイター通信によりますと、コービン党首は1日日曜、英労働党の外交政策を説明する演説において、「労働党は、イエメン戦争での使用目的でのサウジアラビアに対する武器売却を停止させるつもりだ。現保守党政権が積極的にこれを支持しているのとは逆に、この戦争の終結に向けて努力する所存である」と述べました。
英ヨーク市で演説したコービン党首は、「労働党の新たな国際的アプローチにより、外交分野での可能性の拡大および武器輸出への監視強化を目的とした4億ポンドの予算が生じ、これによりこれらの兵器がイエメンやパレスチナといった地域での紛争拡大には使われなくなるという確信が持てるようになる」としました。
英国では、今月12日に議会選挙が前倒しで実施される見通しです。
ジョンソン英首相は、同国のEU離脱(ブレグジット)が期限とされていた10月31日までに実現不可となったことを受け、選挙の前倒しで事態打開を図りたい考えです。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
https://twitter.com/parstodayj