BRICS外相らが、米の一方的な制裁解除の必要性を強調
4月 29, 2020 18:01 Asia/Tokyo
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BRICS
2000年代以降著しい経済発展を遂げているBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の外相らが開催したテレビ会議で、アメリカによる一方的な制裁の解除を求めました。
ロシアのラブロフ外相は、「BRICSの各国外相は28日火曜のテレビ会議の席上で、反米的な国々に米国が常套手段として科す一方的な制裁をめぐり協議し、こうした制裁の解除が必要である認識で一致した」と語りました。
また、この会合後、「BRICS外相らは、米国の一方的な制裁が新型コロナウイルスに集団で対処することへの支障となるとの結論に達した」と述べました。
さらに、「関係国は満場一致で、米国の制裁が違法かつ国連憲章と安保理の決定に反するとの認識を示した」と表明しました。
トランプ米大統領による圧政的で人道に反する一連の制裁により、イランを初め制裁下にある国々へ医薬品や医療機器を届けることが困難になっています。
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