米シークレットサービスが、唐辛子スプレー使用を認める
6月 14, 2020 18:59 Asia/Tokyo
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米シークレットサービスが、唐辛子スプレー使用を認める
米シークレットサービスが、ホワイトハウス前に集まった抗議者らに対し催涙ガスや唐辛子スプレーを使わなかった、という主張を翻しました。
米政治専門紙ザ・ヒルのウェブサイトによりますと、米シークレットサービスは、現地時間13日土曜午後、以前の声明文の「訂正」として、「担当者のひとりが今月1日、ワシントンDCのラファイエット広場近くで安全確保のために唐辛子スプレーを使った」と発表しました。
シークレットサービスと内務省国立公園サービスの一部として公園の治安のために活動する「パークポリス」はこれ以前に、公園内の抗議者らの鎮圧のために暴力に訴えたとする複数メディアの報道を否定していました。
民主党が過半数を占める米下院国内安全委員会の民主党員らは、抗議者らの鎮圧の際に化学薬品を使用した理由についての調査を始めていました。
ラファイエット広場近くでの抗議者の鎮圧は、トランプ米大統領の「セント・ジョンズ教会」視察と記念撮影のための同地区の清浄化を目的として行われ、この数日大きな論争を巻き起こしていました。
この大統領の視察に際して抗議者の鎮圧に軍隊や州兵を投入したこと、そしてミリー統合参謀本部議長がこの視察に同行したことも論争の原因となり、同議長は謝罪を行っています。
ミリー統合参謀本部議長に近い筋は、彼が辞任も考えていると語っています。
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