コロンビア駐留米軍の活動が停止
7月 05, 2020 04:09 Asia/Tokyo
コロンビア上院議員複数名が、同国への米軍の違法な駐留を裁判所へ訴えたことから、コロンビア駐留米軍の活動が中断されました。
モーニングスター紙の報道によりますと、コロンビアの裁判所は、国内での米軍の駐留を違法とする判決を下し、この問題の処遇が決まるまで同軍の活動を48時間停止とする判決を下しました。
この判決が出された後、米軍は48時間の活動停止を命じられました。
コロンビア野党議員らのグループは、同国のイバン・ドゥケ・マルケス大統領が、国内への外国軍の入国は上院で審理にかけられる必要があるとする憲法の条文意図的に違反している、と表明しています。
コロンビア中心部クンディナマルカ県裁判所は、この訴えを認めるとともに、ドゥケ・マルケス大統領に対し、同国内での米軍の駐留に関して上院に報告するよう求めました。
これに伴い、報告が行われるまでアメリカ軍は全ての活動を停止しなければならなくなります。
今年6月1日には、53人の米軍がコロンビアに派遣されていました。
なお、コロンビアの隣国ベネズエラは常に、コロンビア国内での米軍の活動に関して警告しています。
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