米トランプ政権に1200人以上の研究者が抗議
7月 20, 2020 20:05 Asia/Tokyo
1200人以上のアメリカの研究者が、ホワイトハウスに抗議の書簡を送り、米政府に対し学問と研究の原則に基いた決定を行い、また研究者らに対し疑惑を向けることを慎むよう求めました。
英ガーディアン紙が20日月曜、伝えたところによりますと、1200人を超えるアメリカの研究者らが、ホワイトハウスに宛てた書簡の中で、最近彼らに対し疑惑を投げかけた行動について非難しました。
彼らは、自分たち研究者層はアメリカの歴史の中で常に政治問題に引きずられないよう努力してきたとして、トランプ大統領による「学術専門家に対する疑惑提示」を批判しました。
その一部が米政府内でも活動している研究者らは、同大統領に対し、学問を軸にした政策を政府内に復活させるよう求めました。
米ワシントンポスト紙は先週、米政府が、議会の支援計画におけるウイルス検査や感染者追跡などの新型コロナウイルス対策の予算数十億ドルを追加することについて、その措置を妨げようとしていると報じました。
トランプ政権はまた、新型コロナウイルス用ワクチン開発で成果をあげているCDCアメリカ疾病予防管理センターに対し、数十億ドルの資金援助を打ち切ることを検討しています。
トランプ大統領の取る措置や言動、また医学上の勧告に対する無関心ぶりは、常に米医学界から幅広い批判を浴びています。
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