米人種主義抗議デモ継続で、ホワイトハウス周辺警備を強化(動画)
8月 29, 2020 00:30 Asia/Tokyo
アメリカで人種主義への抗議デモが激化し、ホワイトハウス周辺に金属製バリケードが設置されました。
ロイター通信によりますと、米警察の人種主義的暴力への抗議の波はホワイトハウスにまで達し、抗議者らは防護用の柵やバリケードにスローガンの書かれた布を結びつけ、構造的人種差別に抗議する自分たちの声を当局者に伝えました。
一連のデモの激化を受けて、ホワイトハウスに配備される治安部隊は増員され、周辺部には想定される敷地への接近を防ぐための金属製バリケードも用意されました。
ホワイトハウス敷地付近では、米黒人の公民権運動を率いたキング牧師の有名なスピーチが行われた大集会を彷彿とさせる、人種主義に反対する大規模なデモ行進が予定されています。
このような動きにより、ホワイトハウスの警備関係者は、黒人男性ジョージ・フロイドさんの白人警官による殺害をはじめとしたここ数ヶ月の一連の事件と考え合わせ、一段と懸念をつのらせています。
今年5月25日に起きたジョージ・フロイドさん殺害事件は、アメリカ全土での大規模な抗議デモに発展しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ