米大統領が、ケンタッキー州の抗議者鎮圧準備が整ったことを表明
(last modified Thu, 24 Sep 2020 12:25:54 GMT )
9月 24, 2020 21:25 Asia/Tokyo

トランプ米大統領が、「連邦政府にはケンタッキー州ルイビルの反人種主義デモ鎮圧に向けた用意がある」と表明しました。

ファールス通信によりますと、トランプ大統領は23日水曜夜、ツイッター上で人種主義的な米警察を支持しするとして、「ルイビルの抗議者らの鎮圧に向けて連邦軍を派遣する用意がある」としました。

ルイビルでは同日、米警察の黒人に対する暴力や人種主義に抗議する人々が治安部隊と衝突しました。

米報道各社によれば、治安部隊は抗議者らとの衝突の際、騒ぎを収めるためにプラスチック弾や催涙ガスを使用したということです。

ルイビルの抗議デモは、ケンタッキー州検察が黒人女性ブリオナ・テイラーさん(26)を殺害した警官2人の不起訴を発表した後、激化しました。

テイラーさんは今年3月13日、自宅アパートで3人の警官により射殺されました。

ミネソタ州ミネアポリスで今年5月末に黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警官により殺害されて以降、米国各地では警察の暴力行為に抗議するデモが続いています。

この殺害事件は米国民の怒りを掻き立てましたが、米警察や治安部隊は、トランプ米大統領の命令により抗議者らを弾圧しています。

 

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