ドイツの原発のシステムがウイルスに感染
4月 28, 2016 16:51 Asia/Tokyo
ドイツのメディアが、同国バイエルン州のグンドレミンゲン原発のITシステムがウイルスに感染したことを明らかにしました。
ドイツ・RWE社によって運営されているグンドレミンゲン原発はミュンヘンからおよそ120キロ北西に位置しています。
RWEは感染したウイルスがW32.Ramnitやコンフィッカーなどであり、B炉のシステムのひとつで検出されたと発表しました。
コンピュータセキュリティ企業のシマンテック社によりますと、W32.Ramnitは情報流出を目的に開発されており、マイクロソフト社のウィンドウズOSを標的にするということです。このウイルスは2010年に始めて検出され、感染システムがインターネットに接続した際、攻撃者による遠隔操作が可能になるウイルスです。
コンフィッカーは2008年に初めて検出されましたが、現在までウィンドウズOSに対する世界的な感染を引き起こしてきました。
このウイルスは通常インターネットやUSBを通じて、システムに被害を及ぼしていました。
一方、この原発のシステムはインターネットに接続していないシステムだったことから、このウイルスがこの原発に被害を及ぼすことはできませんでした。
フィンランドのインターネットセキュリティ企業Fセキュアはこれに関して、重要なインフラにおけるウイルス感染は拡大しているにもかかわらず、たいていの場合、特別な形で原発が標的にならなければ、このように危機を生み出すものでないと述べています。
福島第一原発事故を受けて、ドイツはすべての原発の停止を加速化することを決定しました。
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