スペインの勾留施設でマカフィー創業者が死亡
(last modified Thu, 24 Jun 2021 10:42:25 GMT )
6月 24, 2021 19:42 Asia/Tokyo
  • ウィルス対策ソフトの草分けとして有名な米インターネットセキュリティー大手マカフィーの創業者
    ウィルス対策ソフトの草分けとして有名な米インターネットセキュリティー大手マカフィーの創業者

ウィルス対策ソフトの草分けとして有名な米インターネットセキュリティー大手マカフィーの創業者が、スペインの勾留施設で死亡しました。

米CNNが24日木曜、報じたところによりますと、アメリカ大統領選挙にも2回出馬したことあるジョン・マカフィー被告は、同日未明にスペイン・バルセロナ近郊の勾留施設で死亡しているのが見つかりました。

この報道では、「同被告の遺体は施設内の部屋で見つかった。スペインの裁判所から米国への身柄引き渡しの決定が出た直後の出来事だった」としています。

施設を運営するカタルーニャ州司法省の声明によれば、施設の医療関係者や守衛がマカフィー被告の蘇生を試みたものの助からなかったということで、あらゆる状況証拠から、死因は自殺と見られています。

マカフィー被告は、脱税の容疑で昨年10月にスペインで逮捕されました。その数カ月前に同被告は、2014~18年に経済活動などから得た数十億ドルの収入の申告漏れがあったとして、米国において脱税罪での訴追を受けていました。

同被告は2016年および2020年に、リバタリアン党からアメリカ大統領選挙に立候補したものの、予備選挙で敗退していました。

1987年にマカフィー社を設立した同被告は、2年後の1989年に勤務していたロッキード社を退職して会社の経営に専念しましたが、1994年には同社のCEOを退任しています。

 

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