米フロリダ集合住宅崩壊の犠牲者が11人に
(last modified Tue, 29 Jun 2021 10:01:31 GMT )
6月 29, 2021 19:01 Asia/Tokyo

米フロリダ州南部サーフサイドで起きた集合住宅の一部崩壊事故の犠牲者数が、合計11人に達しました。

CNNによりますと、この事故による行方不明者の救出作業は5日目に入っており、マイアミデード郡のトップ、ダニエラ・レビン・カバ氏は、28日月曜に新たに犠牲者2人が見つかったことを明らかにしています。

また、マイアミデード郡の消防救急隊のマギー・カステロ氏は同日、「最も重要なのは時間だとわかっている。依然として救助活動は続けられているが、生存者を発見する可能性が小さくなりつつあることも認識し始めている」と述べました。

マイアミデード郡消防救急隊によりますと、400人超が捜索活動に割り当てられているほか、約200人が常にがれきなどの除去作業を行っているということです。

この事故による生存者は今月24日以降、見つかっておらず、安否不明の人数は150人に減り、所在が確認できた人の数は136人となっています。

さらに、フロリダ州消防保安官のジミー・パトロニス氏は「隊員は1回に12時間作業する。午前0時から正午、正午から午前0時だ。救助隊は州内のタラハシーやオーランドのほか、イスラエルやメキシコなど海外からも派遣されている」と語りました。

 

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