カナダ沖で、化学物質積んだ貨物船で火災により有毒ガス発生
10月 25, 2021 18:12 Asia/Tokyo
カナダ太平洋岸沖で、貨物船「ジム・キングストン」が搭載していたコンテナが炎上しました。
フランス通信が25日月曜、24日日曜の発表として報じたところによりますと、問題の船舶の一部のコンテナには化学物質が積み込まれており、有毒ガスが発生しましたが、沿岸住民に「安全上のリスクはない」ということです。
今月23日に発生したこの事故で、乗組員16人は救出され、また出火原因はまだ明らかにされていません。
船舶位置情報サイトのマリントラフィックによりますと、この船舶はカナダ・ブリティッシュコロンビア州ビクトリア沖、米国との国境をなすファンデフカ海峡に停泊しており、火災発生当時は同州バンクーバーへ向かっていました。
CBCカナダ公共放送は、現地時間23日午後11時ごろに沿岸警備隊が通報を受けたと伝えています。
同沿岸警備隊は公式ウェブサイトで「船で火災が発生し、有毒ガスが発生している」と警告した後、ツイッターに、火災はコンテナ10個から発生し、16人が救出されたと投稿しました。
CBCは沿岸警備隊の話として、出火したコンテナのうち2個に積み込まれていた化学物質は52トン以上に上ると報じています。
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