ロシア、「ウクライナは武装解除し、非軍事化されるべき」
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ラブロフ・ロシア外相が、ウクライナの武装解除および非軍事化の必要性を改めて強調するとともに、「次の段階では、ウクライナ国民自身が自らの国運を決定せねばならない」と語りました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
3月 03, 2022 19:08 Asia/Tokyo
  • ラブロフ・ロシア外相
    ラブロフ・ロシア外相

ラブロフ・ロシア外相が、ウクライナの武装解除および非軍事化の必要性を改めて強調するとともに、「次の段階では、ウクライナ国民自身が自らの国運を決定せねばならない」と語りました。

ラブロフ外相は2日水曜、「過去2年間においてウクライナには武器があふれ、この数ヶ月間で軍需物資が激増した。多くの事実から、ウクライナがロシア周辺への『敵対地域』の設置という西側の計画の一部であることが証明されている』と述べています。

また同時に、「米英は、アゾフ海を含むウクライナ国内に軍事基地を建設していた。米国防総省もまた、ウクライナでの軍事生物学研究所の建設を支援した」としました。

さらに、「ロシアは、ゼレンスキー・ウクライナ大統領による、同国が核大国になるという発言を重く受け止めている」とし、「ウクライナは、核兵器保有の潜在的可能性を秘めている」と語っています。

そして、ロシアがウクライナの降伏を望んでいるとされていることを否定し、ロシアとして解決策を見出すべく折り合う用意がある、と述べました。

続けて、「8年間爆撃され殺された」ウクライナ東部ドンバス地域住民の窮状を無視したとして、西側のメディアと政治家を批判しています。

ロシアのプーチン大統領は今月24日未明、ウクライナ東部からの独立を宣言したドネツク、ルガンスク両人民共和国の関係者からの求めに応じて、この2地域を含むドンバス地方での「特殊軍事作戦」の指示を出しました。

ロシアは、ウクライナ東部にいるロシア系住民への支援や、ドネツクとルガンスクの独立を承認したことで、アメリカとその同盟諸国からの厳しい制裁に直面しています。

ロシアとウクライナの協議は、3日木曜朝にベラルーシとポーランドの国境地帯にて開催されることになっています。

ロシア側代表を務めるウラジーミル・メディンスキー大統領補佐官は、今回の協議で停戦の問題が提起されるだろうと語っています。

なお、ロシアとウクライナの第1回交渉は先月28日、ウクライナとベラルーシの国境で実施されました。

 


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