米政府が、諜報目的で旅行代理店を悪用か
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米誌フォーブスは、米国政府が旅行代理店に圧力をかけ、敵の身元割り出しのため悪用していると報じました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
6月 09, 2022 20:03 Asia/Tokyo
  • 米政府が、諜報目的で旅行代理店を悪用か
    米政府が、諜報目的で旅行代理店を悪用か

米誌フォーブスは、米国政府が旅行代理店に圧力をかけ、敵の身元割り出しのため悪用していると報じました。

フォーブス誌が8日水曜報じたところによりますと、米国政府は233年前に制定された法律を根拠に、世界的な大手旅行代理店2店に対し、ロシア国籍保持者1名を逮捕・送還するため身元を割り出すよう指示を出したということです。

フォーブス誌によると、この措置に批判的で、政府による法律の悪用としている個人情報の活動家の助けを得て、証拠を入手したということです。

アメリカ政府はこのロシア国籍保持者をスパイと認定しており、昨年に特定の条件下でロシアに送還されたとしています。

アメリカの裁判所は2015年、それぞれ米国と英国の旅行代理店であるサーベルとトラベル・ポートの2社に対し、このロシア国籍者の過去2年の渡航歴を開示し、諜報機関に報告を提出するよう命じています。

この2社は個人情報を不正に収集しているとして、知れ渡っています。

フォーブス誌は、専門家の話として、「このような措置の裏側は一般の人には知らされない」とし、渡航歴などの収集は個人情報の悪用にあたるとしています。

 


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