ソルトマンに会ってきた!
11月 21, 2016 16:22 Asia/Tokyo
イラン国立博物館に、1700年前のミイラ、通称「ソルトマン」が展示されています。前々から見たいと思っていたこのミイラ、先日ついに対面がかないました。
1993年の冬、イラン北西部ザンジャーンの塩鉱山で発見されたこのミイラは、長い顎ひげと髪を持ち、左の耳に金のイヤリングをつけていました。最初は上半身のみの発見でしたが、後の発掘で、革のブーツを履いた片足と3本のナイフ、半ズボン、銀製品、革の紐、クルミ、陶器の破片や布片などが見つかりました。調査の結果、このミイラは今からおよそ1700年前(パルティア帝国末期からサーサーン朝初期)のもので、37歳男性、身長は175センチ、血液型はB型であることがわかりました。また、所持品からこの男性は労働者ではなく、社会的に地位のある人物だったと推測されています。男性は塩鉱山の穴に突然落ち、頭部の右側を損傷したこともわかっていますが、なぜこの塩鉱山にいたのか、なぜ穴に落下して亡くなったのかは謎のままだということです。テヘランを訪れた際にはぜひご覧になってみてください。一見の価値があります。
2016年11月21日 上野
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