献身的な兵士
1月 03, 2017 17:15 Asia/Tokyo
最近、イランのメディアなどで、献身的な兵士のことが話題になっています。
ある19歳の兵役中の兵士が、駐屯地で、有刺鉄線に挟まって動けなくなった犬を見つけ、助け出します。ところが、そのときに地雷が爆発し、この兵士は右足を失ってしまいます。「自分を犠牲にして犬を助けた」、というこの出来事は、政府関係者や著名人などの注目を集めました。この出来事は、イラン人にとって、地雷というイラン・イラク戦争の影響を思い起こさせると同時に、足のない生活を強いられたのは、犬を助けようという価値のある行動の結果だというふうに捉えられていて、きっと歴史に語り継がれると言われています。この兵士は、兵役先の駐屯地から自分の町に戻ったとき、町の人々から大きく歓迎されたということです。この兵士には、「英雄、優しい大使」という言葉がかけられました。
2017年1月3日 フーシュファル
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