1月 09, 2017 16:06 Asia/Tokyo
  • 訃報、ハーシェミーラフサンジャーニー師

昨晩、キッチンで夕食の後片付けをしていると、夫の母から電話がかかってきました。

多分、明日も引き続き大気汚染のために学校がお休みになってしまったので、そのことについての電話かと思いきや、違いました。母が伝えてきたのは「公益評議会議長のハーシェミーラフサンジャーニー師が亡くなった」というブレーキングニュースでした。慌ててテレビを点けてみると、確かにニュースチャンネルの速報で「ラフサンジャーニー師が死去」と報じられています。ラフサンジャーニー師は、イランイラク戦争が終わって間もない1989年から97年にかけて、2期に渡ってイラン大統領を務めた人物です。1990年代半ば、私が東京麻布にあるイラン大使館に仕事でちょくちょく通っていた当時は、壁に掛けられたラフサンジャーニー大統領の写真を仰ぎ見ながら、担当者の部屋にお邪魔していたものでした。イラン政府は、ラフサンジャーニー師のために3日間の喪に服すことを発表しました。師のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

2017年1月9日      福本節子

 

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