タイ憲法裁判所が、首相の職務を一時停止へ
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タイの憲法裁判所が24日水曜、プラユット・チャンオチャ現首相の職務を一時停止する命令を下しました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
8月 24, 2022 20:01 Asia/Tokyo
  • プラユット・チャンオチャ現首相
    プラユット・チャンオチャ現首相

タイの憲法裁判所が24日水曜、プラユット・チャンオチャ現首相の職務を一時停止する命令を下しました。

ロシア・スプートニク通信がロイター通信に報道として伝えたところによりますと、プラユット首相は2014年に当時の政府に対して軍事クーデターを起こして以来、政権を掌握しています。

これに先立ち、同国の野党は今月にプラユット首相の8年の任期が満了すると憲法裁判所に訴えていましたが、この訴えに対する最終的な判決が下される時期は明らかになっていません。

この事態を受け、プラウィット・ウォンスワン副首相が同国の暫定首相を務めるとみられています。

2014年8月24日、プラユット氏はタイの国王ラーマ9世の任命を受け、首相に就任していることから、同国野党は、プラユット氏の任期がこの日から開始したとみています。

これに対し与党側は、プラユット氏は改憲後初の選挙となった2019年以降、首相を務めていると主張しています。

なお、2017年にはタイの基本法において、首相の任期は8年までとの制限が設けられました。

 


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