アフガンでの英軍による新たな犯罪が発覚
11月 10, 2022 19:29 Asia/Tokyo
英BBCが、英軍がアフガニスタン駐留中に同国の子ども64人を殺害していたことを明らかにしました。
一方で、イギリス政府は16件のみを正式に認めています。
こうした中、イギリスのある慈善団体は「アフガンで英軍により殺害された民間人の統計数は、これまでに発表されている数字よりも多い」としました。
この慈善団体によりますと、アフガン戦争で殺害された子どもは135人に増える可能性がある、ということです。
BBCの調査によりますと、アフガンでの戦争中に英軍特殊部隊「SAS」の要員が、アフガンで囚人や民間人男性を繰り返し殺害し、戦争犯罪を引き起こしたとされています。
BBCは、2010年にも英国の特殊部隊が夜間作戦中に54人の囚人と民間人を殺害したと報じています。
アフガンでの20年間の占領と、経済・衛生インフラの破壊で無数の犯罪を犯した後、米英両軍とその同盟国は、2021年8月に敗北し、屈辱にまみれながらアフガンを撤退しました。
なお、同年8月15日には現支配勢力のタリバンがアフガン政権を掌握しています。