アフガニスタンで、史上最大の人道危機
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ユニセフ国連児童基金の在アフガニスタン新代表が、「アフガン国民は、世界最大の人道危機を体験している」と語りました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
2月 04, 2023 20:08 Asia/Tokyo

ユニセフ国連児童基金の在アフガニスタン新代表が、「アフガン国民は、世界最大の人道危機を体験している」と語りました。

IRIB通信がアフガン首都カーブルから伝えたところによりますと、3日金曜にアフガにスタン駐在のユニセフ新代表に着任した Fran Equiza氏は、着任後初の表明において、「アフガニスタンは、世界最大の人道危機の1つに直面している」と述べています。

これに先立ち、OCHA国連人道問題調整事務所の在アフガン事務所も、アフガンの総人口約4000万人のうち、2800万人が人道支援を必要としていることを明らかにしていました。

複数の国際支援機関の報告によりますと、アフガン市民全体のおよそ70%が食料面での安全を確保できておらず、また同国内の女性と子ども400万人以上が栄養不良に苦しんでいるということです。

アフガニスタンのタリバン現政権の関係者らは、同国内の現在の危機的状況の原因を、米とその同盟国による20年間の占領にあるとしています。

最近、タリバン政権の外相は「アフガニスタンを占領していた国々は、過去20年間に渡るわが国での駐留において、アフガン国民を爆弾や火薬で殺害したが、今、彼らを飢えで殺そうとしている」と語りました。

 


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