Pars Today

フィリピンの首都マニラにあるアメリカ大使館前および、ほか2箇所に市民らが集結し、アメリカとの合同軍事演習の実施に抗議しました。

南シナ海や台湾海峡の地域における緊張の激化と同時に、フィリピンはアメリカとともに、地域において過去最大の合同軍事演習を開始しました。

ＩＲＩＢ通信によりますと、フィリピン人の抗議者らは11日火曜、アメリカとの軍事演習に反対を表明するとともに、自国内への4つの米海軍基地新設にも抗議しました。

この報道によれば、この演習は2週間に渡り継続され、両国から合わせて1万7600人以上の軍が参加しています。

さらには、オーストラリアから100人、そして日本などのアメリカの同盟国から複数名の兵力がオブザーバーとして参加しています。

 こうした中、中国は最近、米国がフィリピン国内のより多くの軍事基地にアクセスできるよう計らうことについて、フィリピンに警告しました。

米国務総省は最近、中国けん制を目的としフィリピン国内４ヶ所に軍事基地を新設すると発表していました。

フィリピンは今年１月、同国内での４つの米軍軍事基地の新設を許可する協定に調印しました。

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