米韓国防長官らが電話会談、米国防総省極密文書の流出を受け
(last modified Tue, 11 Apr 2023 11:51:32 GMT )
4月 11, 2023 20:51 Asia/Tokyo
  • オースティン米国防長官と韓国国防大臣(アーカイブ写真)
    オースティン米国防長官と韓国国防大臣(アーカイブ写真)

オースティン米国防長官が11日火曜、ソーシャルメディアでの米国防総省の極密文書の流出について、韓国の国防大臣と電話会談を行いました。

ウクライナ戦争のほか、韓国、イギリス、シオニスト政権イスラエルといった一部同盟国とのアメリカの関係に関して触れている米国防総省の機密文書の流出は、米にとっての大問題となっています。

これらの文書のひとつでは、ウクライナへの兵器送付に向けた韓国に対するアメリカの圧力行使を巡る韓国政府当局の内部話し合いの詳細が明記されています。

これらの文書の流出は、アメリカはウクライナの政府と軍だけでなく、韓国など自国の重要な同盟国に対してもスパイ活動を行っている、ことを示しています。

メフル通信によりますと、オースティン長官は、韓国国防大臣との電話会談において、「わが国は韓国と密接な協力関係にあり、朝鮮半島での安全保障面での約束遵守を続けている」と述べました。

こうした中、韓国大統領府は11日、同国と米国の国防大臣らの電話会談後、声明を出し、韓国に対するアメリカの一切の諜報活動を否定しました。

米紙ニューヨークタイムズは10日土曜、アメリカ当局の話として、米国防総省の機密文書の公開は、同国とその同盟国との関係を複雑化する、と伝えました。

 


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