Pars Today

韓国のユン・ソクヨル大統領が同国の軍事パレードでの演説において「北朝鮮が核兵器使用に走れば、韓米同盟の対応で体制は終息するだろう」と語りました。

ユン大統領は数日前の国連総会でも、「もしロシアが、ウクライナ戦争における北朝鮮からの支援の見返りに北朝鮮の兵器や軍事計画を支援すれば、地域にとっての脅威となり、韓国とその同盟国からの反応に直面することになる」と表明していました。

こうした表明の一方で、北朝鮮は「軍需産業の発展・拡張は第三国、特に近隣諸国に対する脅威ではなく、東アジアで増大する米国の脅威からの自国防衛のみが目的である」と繰り返し表明しています。

ロイター通信によりますと、ユン大統領は現地時間の26日火曜午前、城南（ソンナム）ソウル空港で開催された「第75周年国軍の日記念行事」において、「北の政権は核兵器で自らの安全を守ることができないという事実をはっきりと知るべき」と警告し、「わが軍は実戦的な戦闘力と確固たる対応態勢に基礎に、北が挑発する場合は直ちに懲らしめる」と強調しました。

この日の行事では、韓国軍創設75周年の「国軍の日」記念行事として、ソウル崇礼門（スンネムン）～光化門（クァンファムン）一帯で軍の兵力と装備の市街パレードが10年ぶりに開かれました。

ユン大統領はまた、北朝鮮のいかなる行動に対しても迅速かつ断固たる措置を講じると約束しています。

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