1月 06, 2024 15:15 Asia/Tokyo

北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党総書記が、イランと日本に対し見舞いのメッセージを発しました。

ロイター通信によりますと、北朝鮮国営のKCNA朝鮮中央通信は6日土曜、キム総書記がイランのライースィー大統領と日本の岸田首相に宛てて見舞いのメッセージを送ったと報じました。

キム総書記は岸田首相に対し、「日本が不幸にも新年初めから地震により多くの人命被害と物質的損失を受けたという知らせに接した」とし、岸田首相と遺族や被害者に対し、「深い同情」と哀悼の意を表しました。

また「能登半島地震を巡り哀悼の意を表し、被災地が早期に安定を取り戻すよう祈る」と述べました。

さらに、ライースィー大統領に宛てても「あらゆるテロリズムに反対する」北朝鮮の立場を再確認した、と表明しています。

日本では現地時間の今月1日午後4時過ぎ、石川県能登地方を震源とするM7.6の強い地震が発生し、6日午後1時までに110人の死亡が確認されています。

さらに、イラン南東部ケルマーン州では今月3日、同国革命防衛隊ゴッツ部隊の故ソレイマーニー司令官の追悼行事においてテロ組織ISISが爆弾テロを起こし、約100人が殉教しました。

なお、日本の報道各社によりますと、キム氏が日本の首相に電報を送るのは極めて異例のこととされています。

 


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