中ロが、イラン核合意支持を強調
10月 21, 2020 17:49 Asia/Tokyo
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ロシアのラブロフ外相
ロシアと中国の外相らがあらためて、イラン核合意への支持を強調しました。
イルナー通信によりますと、ロシアのラブロフ外相は20日火曜、国連安保理のオンライン会議にて、イランと締結した核合意は、緊張激化を緩和する重要な手段であるとし、「ロシアは、イラン核合意の他の関係国とともに、この合意を完全に履行する責務を果たしている」と述べました。
また、緊張や衝突を回避するために、ペルシャ湾地域で集団安全保障体制が確立される必要がある、と強調しました。
なお、中国の王毅外相も、ペルシャ湾情勢を巡るこの会議において、核合意や国連決議2231を履行する必要性を強調し、「決議2231の第一段階は、今月18日に完全に実施された」と述べました。
王毅外相は、18日に国連の対イラン武器禁輸制裁が期限を迎えたことについて、「国連安保理の理事国の大半が、決議2231と核合意の公正な実施・存続を求めている」と語りました。
イラン核合意とそれに関連する国連決議2231に従い、今月18日をもって、対イラン武器禁輸制裁は解除されました。
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