パキスタンで、イスラム預言者への侮辱に対する抗議デモ実施
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パキスタンの人々が、同国南部カラチで抗議デモを実施し、フランス大統領のイスラムを敵視する行動を非難しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
10月 29, 2020 18:44 Asia/Tokyo

パキスタンの人々が、同国南部カラチで抗議デモを実施し、フランス大統領のイスラムを敵視する行動を非難しました。

IRIB通信によりますと、パキスタンの人々は28日水曜、イスラムの預言者を侮辱する風刺漫画掲載を続けるとしたマクロン仏大統領の発言に抗議し、カラチにあるフランス領事館前でデモを行いました。

抗議者らは、フランス大使をパキスタンから追放するよう求めました。

これに先立ち、パキスタン国会の議員らも今回の件で、首都イスラマバードからのフランス大使追放を要請しています。

パキスタン外務省も、預言者を侮辱する風刺漫画掲載の続行というマクロン大統領の発言に抗議するため、駐パキスタン仏大使を呼び出しました。

マクロン大統領は先日、フランスがこれまでとおりイスラムの預言者を侮辱する内容の風刺漫画の掲載を続けるとする、恥ずべき発言を行いました。これは世界のイスラム教徒の激しい反発と怒りを引き起こす原因となっています。

フランスの風刺漫画誌シャルリーエブドは、2015年以降で2度目となる、イスラムの預言者ムハンマドを侮辱・揶揄する漫画を掲載を行い、他の宗教や民族を侮辱する行為を取っています。

 

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