「水曜集会」開始29年 韓国団体が慰安婦訴訟の公正な判決求める
1月 06, 2021 19:42 Asia/Tokyo
旧日本軍の慰安婦問題の解決を求めて韓国・ソウルの日本大使館前で毎週水曜日に開かれている定例の「水曜集会」が今年で29年を迎えます。
韓国のヨンハプ通信によりますと、元慰安婦を支援する韓国市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)は、6日に開かれた1473回目の水曜集会で、「被害者の人権と名誉の回復を超え、人権、正義、平和といった大切な価値のために共に話し、共感する連帯の場になった」と評価しました。
正義連の李娜栄(イ・ナヨン)理事長は、元慰安婦と遺族が2013年と16年に日本を相手取って起こした損害賠償請求訴訟の一審判決が8日と13日に言い渡されるとしながら、「重大な人権侵害犯罪という司法的判断により被害者が救済される最後の機会になる可能性が高い」と述べました。
また、慰安婦問題は政治的・外交的判断によって犠牲になったり留保されたりする問題ではないとし、真実と正義を基盤とする韓国司法部の公正な判決を期待するとの立場を示しました。
水曜集会は1992年1月8日、当時の宮沢喜一首相の訪韓を前に正義連の前身「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」の会員約30人が日本大使館前で集会を開いて以来、毎週水曜日に開催されてきました。
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