パキスタン政府が、テロ支援に関して米に警告
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パキスタンとアメリカの国旗
パキスタン政府が、アメリカ国務省の発表した、同国の内政に干渉するような声明に反発し、米政府に警告しました。
イルナー通信によりますと、アメリカ国務省は10日日曜、問題となる声明において、インドのムンバイで166人の殺戮に関与するなどした、テロ組織Lashkar-e-Taiba(Jamaat-ud-Dawa)の指導者の一人であるZakiur Rehman Lakhvi容疑者の裁判を、公正かつ透明に行うよう、パキスタン政府に対し要請しました。
パキスタン外務省は、テロとの闘いや人権擁護を主張するアメリカの発表した内政干渉的な声明に反発し、「先日の大統領選で敗北したうえ、混乱や騒動を起こしたことで国際社会にその恥をさらしたトランプ氏の政権は、パキスタンの内政に干渉する権利などない。わが国の司法府は完全に独立しており、容疑者の裁判についても自身で決定する」と強調しました。
アナリストの多くは、アメリカのテロ対応や人権擁護におけるアプローチはダブルスタンダードであると語っています。アメリカは、虐げられたパレスチナ人に対するシオニスト政権イスラエルの犯罪や、イラクやシリアの人々を殺害するISISなどのテロ組織を支持する一方、テロと闘っている抵抗組織をテロリスト呼ばわりしています。
パキスタン治安軍は先日、2018年に起きたムンバイへの攻撃や、パキスタン北部パンジャーブ地方ラホールでのテロへの資金調達に関わったとして、Zakiur Rehman Lakhvi容疑者を逮捕しました。ムンバイへの攻撃では、166人が死亡しています。
アメリカは、これまでにパキスタンでシーア派教徒数百人を殺害し、アルカイダ、ISIS、Jamaat-ul-Ahrar、Sipah-e-Sahaba 、Lashkar-e-Jhangvi といったテロ組織とも深いつながりを持つ、特に危険なテロ組織・Lashkar-e-Taibaを支援しています。
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