ミャンマーで、抗議者に対する軍の暴力が増大
12月 05, 2021 21:20 Asia/Tokyo
最近の複数の報告から、ミャンマーによる抗議者への暴力が増大していることが判明しています。
ロイター通信によりますと、ミャンマーでの抗議者に対する最近の暴力事件として、同国の旧首都ヤンゴンにて5日日曜、軍関係者を乗せた車両がクーデター反対派らの集団をはね、これにより10人以上が負傷したほか、6人が身柄を拘束されました。
ミャンマー軍によるクーデターへの抗議行動は、今年2月1日のクーデター以降1300人以上が殺害されたにもかかわらず、依然として続けられています。
この抗議行動は、ミャンマー国内各地で小さな集会として散発的に、また前政権の転覆や軍政の成立への抗議として行われています。
軍の政権掌握や、ミャンマー情勢に対する国際社会の不適切な反応からして、同国軍は抗議者弾圧の際により暴力的な手段を行使しているものとみられます。
同時に、ミャンマーの裁判所はさまざまな理由から、同国国民民主連盟の元指導者アウンサン・スー・チー氏に対する判決を延期しました。
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