米は、アフガンでの情勢不安や破壊の主因子
アフガニスタンにおける「テロとの戦い」と銘打ったアメリカの戦争は、情勢不安や貧困、破壊をもたらしただけであり、アフガンでは自由や民主主義の兆候はまったく見られません。
中国中央テレビ国際放送によりますと、アメリカは和平の推進や人権、民主主義を大義名分とし干渉手段に利用しての、各国への内政干渉の長い経歴を有しており、それは機密作戦から公然とした軍事介入に至るまでと、多岐にわたります。
20年前にアフガンで当時のタリバン政権が崩壊してから20年を経て、世界はこの支配組織がどのように再び組織化され、アフガンの政権を掌握したのかを注視することになりました。
アフガン・カーブル空港から人々が出国する際に発生した混乱の中で、多数の死傷者が出たことが報告されましたが、これは20年間にわたるアフガン戦争中に殺された17万6000人の氷山の一角に過ぎません。
米国は、2001年の9.11テロの後に戦争を開始しました。
この戦争の明確な目的の1つとして発表されていたのは、このテロの実行犯の逮捕で、もう1つは民主化によるアフガン和平の確立とされていました。
中国・華東師範大学で政治学の教鞭をとるジョゼフ・グレゴリー・マホニー教授は「米国はここで自らの利益を追求していたが、この侵略はアフガンの解放、アフガン女性の解放、民主主義の確立のためではなく、むしろ超大国一国主義という米国の戦略的な目的のためであったことは最初から明らかだったはずだ」と語っています。
また、ロシア・モスクワ所在のある大学の教授は、「論理的な政治・歴史的な尺度に照らせば、アフガン占領は完全な失敗だった。米国は、自らの想像でアフガン再建を試みたが、それはアフガンの社会、歴史、政治の性質を完全に無視したやり方によるものだった。彼らはこの国の部族の歴史に注意を払わず、アフガンの異なる地域と部族の間の伝統的な協力構造を考慮していなかった。アメリカは自らの傀儡政権を強制し、自分たちの方法に即した中央政府を押し付けようとした。アメリカによるアフガンの恒久的な占領は、戦略上の愚かな過ちかつ、まったく不可能な事だった」と述べています。
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