シンガポールでカワウソの群れが通行人襲撃、26カ所噛まれる
12月 14, 2021 16:39 Asia/Tokyo
シンガポール在住の英国人の男性が、散歩中に野生のカワウソに襲われ負傷しました。
シンガポール在住の英国人男性グラハム・ジョージ・スペンサーさんが、現地時間の先月30日午前6時40分ごろ、植物園内の遊歩道で日課の散歩をしていた際、10秒ほどの間におよそ20匹ほどの野生のカワウソに襲われ負傷するという出来事が発生しました。
スペンサーさんは、これらのカワウソに足首や臀部、指などを噛まれたというころです。
シンガポール最大の新聞ザ・ストレーツ・タイムズ (The Straits Times)によりますと、スペンサーさんは「死ぬかと思った」と当時の恐怖を語っており、また病院で縫合手当を受け、破傷風予防の注射を打つなど治療費は約13万6000円にのぼったとしています。
また今回の件で「同じことは十分に起こり得る」と話し、植物園側に対応策を求めています。
一方で植物園側は「カワウソに噛まれるのは珍しいことです。十分に距離を取り、エサを与えずに近づかないことが大切です。特に子育ての時期は警戒心が高まるので注意が必要です」とコメントしました。
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