アルメニア外相「ザンゲズール回廊はアルメニアの主権下に」
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アルメニアのミルゾヤン外相は、8日にアゼルバイジャンと結んだ合意で自国領内に米国が回廊を建設することが盛り込まれたことについて「この回廊はアルメニア主権下に置かれ、第3国による管理はない」と強調しました。
(last modified 2025-08-11T12:46:31+00:00 )
8月 11, 2025 21:35 Asia/Tokyo
  • アルメニアのアララット・ミルゾヤン外相
    アルメニアのアララット・ミルゾヤン外相

アルメニアのミルゾヤン外相は、8日にアゼルバイジャンと結んだ合意で自国領内に米国が回廊を建設することが盛り込まれたことについて「この回廊はアルメニア主権下に置かれ、第3国による管理はない」と強調しました。

【ParsToday国際】アゼルバイジャンのアリエフ大統領とアルメニアのパシニャン首相は8日、米ホワイトハウスでトランプ大統領とともに和平に向けた共同宣言に署名しました。共同宣言には、アゼルバイジャンとその飛び地領・ナヒチェヴァン自治共和国を結ぶ「ザンゲズール回廊」をアルメニア・イラン国境沿いに設置することが盛り込まれており、回廊設置のためにアルメニアは自国領土の一部を99年間にわたって米国に貸与し、回廊の管理を米民間企業に委ねるとされています。

アルメニアのミルゾヤン外相は11日、この3カ国合意について「間違いなく歴史的な転換点であり、アルメニアとアゼルバイジャンの関係正常化および国境紛争の最終解決の始まりを示すものだ」としました。

同外相はその上で、「インフラプロジェクト実施にむけた交渉の基盤が整えられた。もっともこれは最初の一歩であり、今後の技術的詳細・条件については明確化する段取りが残っている」と述べました。

 


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