イラン・ロシア首脳会談が実施
9月 15, 2022 19:57 Asia/Tokyo
ライースィー・イラン大統領とプーチン・ロシア大統領が、ウズベキスタン・サマルカンドで実施中のSCO上海協力機構首脳会合の傍ら、会談しました。
ライースィー大統領は14日水曜、ウズベキスタンのミルズィアエフ大統領の正式招待により、政治・経済高等代表団を率いて、第22回SCO首脳会合および、加盟国首脳との二者会談のため同国を訪問しています。
イルナー通信によりますと、ライースィー大統領とプーチン大統領は15日木曜、第22回SCO首脳会合の傍ら、サマルカンドで会談しました。
ライースィー大統領はまた、キルギスのサディル・ジャバロフ大統領、張明SCO事務局長、タジキスタンのラフモン大統領とも会談しています。
SCOは、テロ・過激主義への対抗と、経済協力を目的に、2001年にカザフスタン、中国、キルギス、ロシア、タジキスタン、ウズベキスタンにより創設され、2017年にはインドとパキスタンも加盟しました。
そして現在では、イランのSCO正式加盟手続きが進められています。
また、サマルカンド訪問中のアミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相も14日水曜、張明事務局長と会談し、イランのSCO正式加盟のための誓約書に署名しました。
イランの正式加盟は、現在サマルカンドで開催中の第22回SCO首脳会合で各加盟国により署名がなされることになっています。
現時点でSCOには、モンゴル、アフガニスタン、ベラルーシがオブザーバー国として参加しています。