イランが自国の最新鋭巡航ミサイルを披露
(last modified Sat, 25 Feb 2023 10:55:43 GMT )
2月 25, 2023 19:55 Asia/Tokyo

航続距離1650キロを誇るイランの最新鋭巡航ミサイル「パーヴェ」が披露されました。

イラン・イスラム革命防衛隊航空宇宙部隊のハージーザーデ司令官は、テレビ番組のインタビューで、パーヴェが同部隊により開発されたことを明かし、これまでのソウマール、ホヴェイゼ、タラ―イェといった歴代ミサイルに、より航続距離の長いパーヴェが加わったとしました。

その上で、「イラン軍は、2000キロ先にいる米海軍の艦船や空母を標的にすることができる」とし、「この2000キロという距離は、ヨーロッパに対する配慮から(自発的に抑えているもの)である。彼らの側も、自身の配慮を保つことを希望する」と述べました。

ハージーザーデ氏はまた、「敵は、イランの極超音速ミサイルに対応する防空システムを作ることは決してできない」とし、「このミサイルの速度はマッハ12~13であり、大気圏外も飛行することができる」と述べました。

そして、「敵の防空システムは、ミサイルの経路や進行方向を予測して作動するが、イランの極超音速ミサイルの向かう先を特定することはできない」としました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem