ドイツがイラン産石油輸入国に

ドイツがイラン産石油輸入国に加わりました。

米による対イラン制裁にも拘らず、様々な調査から、これらの制裁を無視しようというヨーロッパ諸国の製油所の意向が高まっていることが判明しています。

イルナー通信によりますと、欧州連合統計局・ ユーロスタットの最新情報は、ドイツが５年ぶりに今年、石油加工品を含む大量の原油をイランから輸入したことを示しています。

この統計によれば、ドイツは今年3月にイランから6万9737トンに及ぶ石油加工品や原油を輸入しました。

この報道によりますと、ＥＵの他の加盟国であるブルガリアも、今年第1四半期に計147トンのイラン産石油を輸入しています。

ユーロスタットはまた、この期間中のＥＵによるイラン産石油輸入量は6万9884トンに相当し、この数字はアメリカが一方的に対イラン核合意から離脱した２０１８年以降は見られなかったものである、としました。

さらに、「2022年にはブルガリア、ルーマニア、ポーランドが合わせて4181トンの石油と石油加工品をイランから輸入した」としています。

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