イラン、「米による故ソレイマー二ー司令官のテロ暗殺罪の法的訴追の決意固める」
(last modified Wed, 19 Jul 2023 12:43:24 GMT )
7月 19, 2023 21:43 Asia/Tokyo
  • 故ソレイマー二ー司令官
    故ソレイマー二ー司令官

イラン法務担当副大統領が、「我が国は、故ソレイマーニー・イスラム革命防衛隊ゴッツ部隊司令官のテロ暗殺というアメリカの犯罪の法的訴追を断固として決意している」と語りました。

ソレイマーニー司令官とその複数名の同行者らは2020年1月3日、イラク首都バグダッドの空港付近で、テロ勢力たるアメリカ軍の空爆により殉教しました。

イルナー通信によりますと、デフガーン法務担当副大統領は、イラクの複数の大学の教授や法律家らとの会談で、「アメリカは地域と世界におけるテロの枢軸であり、その手は数千人もの罪なき女性と子供の血で汚されている。それにもかかわらず、アメリカは人権を主張し、人権侵害を口実に各国に制裁を行使している」と述べています。

 

イラン、「米による故ソレイマー二ー司令官のテロ暗殺罪の法的訴追の決意固める」

 

また、「ソレイマーニー司令官の卑劣で違法な暗殺事件について、有罪としない裁判所は、自らの倫理・専門的な資格を失うことになる」としました。

 

さらに、「南西アジア地域、特にイラクとアフガニスタンでの戦争時におけるアメリカ政府の凶悪な犯罪、ならびに子供を殺害するシオニスト政権イスラエルの人種差別・反人権的な行動に対するアメリカの公然たる幇助に関しては、イランとイラクの法曹界が最高レベルで訴追し、アメリカ政府の人権侵害を法的機関で訴追する義務がある」と語っています。

 

最後に、「さまざまな側面から見て、ソレイマーニー司令官の暗殺というアメリカ政府の行動は、同国の国際的義務違反である。そして、アメリカ政府に対するイラン政府の法的措置に向けた、国際専門弁護士との協議が行われてきている」と結びました。

 


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