イラン南東部でテロ攻撃、テロリスト16人死亡
4月 04, 2024 17:28 Asia/Tokyo
イラン南東部スィースターンバルーチェスターン州にある警察施設3か所および、イスラム革命防衛隊施設がテロ攻撃を受けました。
その特性およびシオニスト政権イスラエルとの関係は明らかであるテロ組織、「ジャイシュ・アル・ズルム(Jaish al-Zulm)」は3日水曜夜、スィースターン・バルーチェスターン州ラースクとチャーバハールにある革命防衛隊施設を同時占拠しようと試みましたが、イランの治安部隊の抵抗により、彼らの目論見は早い段階で失敗に終わりました。
イラン内務省安全・治安担当次官はこれに関連し、「今回のテロ攻撃ではテロリスト16人が死亡したほか、イスラム革命防衛隊および警察官の11人が殉教、10人が負傷した」と発表しました。
一方、スィースターン・バルーチェスターン州庁のマルハマティー安全・治安担当副知事は、「地域の状況は、イラン治安部隊のコントロール下にある」としました。
イランおよびパキスタンで活動したテロ組織、「ジュンド・アル・シェイターン(Jund al-Sheitan)」の指導者の一部が死亡もしくは逮捕された後、同組織の残党は悪行を続け、テロ組織アルカイダと繋がりを持つ組織、ジャイシュ・アル・ズルムの中核として、スィースターン・バルチェスターン州の国境付近でパキスタン国土も利用し無差別テロ行為に手を染めています。