イラン国会議長、国連の声明を批判
7月 20, 2016 18:24 Asia/Tokyo
イランのラーリージャーニー国会議長が、イランの核活動に関する国連の声明を批判しました。
イルナー通信によりますと、ラーリージャーニー議長は、20日水曜の国会の会議で、イランの核活動に関する国連の最近の声明に対し、「核合意に対する妨害により、イランには、それに対抗する以外、道は残されていない」と語りました。
国連のパン事務総長は、国連安保理への報告の中で、イランの弾道ミサイル実験は、イランと6カ国の核合意の精神に反するものだとしました。
こうした中、イランはこれまで何度も、イランのミサイル計画は完全に防衛的なものであり、核弾頭を搭載するために設計されてはおらず、国連安保理の決議に違反してもいなければ、核合意には何の関係もないと表明してきました。
ラーリージャーニー議長はまた、イエメンとシリアでの犯罪に触れ、「国連事務総長の責務は、この犯罪の支援者に圧力をかけ、地域での戦争を停止させることだ」と語りました。
また、「国連事務総長は、ISISをはじめとするテロ組織との戦いのために、具体的かつ真剣な措置を講じるべきだ」と強調しました。
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