イラン大統領、「敵はイスラム恐怖症のために陰謀を企てている」
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イランのローハーニー大統領が、イスラムの名のもとでのテロと分裂は、イスラム恐怖症に向けた陰謀だとしました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
8月 08, 2016 19:52 Asia/Tokyo
  • イラン大統領、「敵はイスラム恐怖症のために陰謀を企てている」

イランのローハーニー大統領が、イスラムの名のもとでのテロと分裂は、イスラム恐怖症に向けた陰謀だとしました。

ローハーニー大統領は、7日日曜、アゼルバイジャンの思想家や聖職者と会談し、「現在イスラムの敵は、イスラムの名を使ったテロリストや殺人グループを武装化することで、剣をイスラムやイスラム教徒の前にかざし、彼らを対立させている」としました。

IRIB通信によりますと、ローハーニー大統領はイスラムを安全な友愛の宗教だとし、「他の者が幸福と発展を享受している中で、イスラム教徒が対立し、彼らの間での対立や殺害が増加し、イスラム教徒の若者が正しい道からそれるのを許してはならない」としました。

また、「シーア派もスンニ派もすべて兄弟でありイスラム世界の家族のメンバーだ」と強調し、「現在、社会を思想的な逸脱から救い、イスラムの真の姿を提示することで、世界のすべての被抑圧者、苦しむイスラム教徒を助けるために、イスラム法学者の肩には重い責務がのしかかっている」としました。

ローハーニー大統領は、穏健なイスラムの普及、すべての国の領土保全への尊重、地域の地理的な国境の維持を、イランの外交政策としてあげ、「こうした原則を無視すれば、地域で情勢不安や殺害が継続されるだろう」としました。