世界のメディアが、米大統領選関連のイラン大統領の発言を大々的に報道
10月 25, 2016 19:53 Asia/Tokyo
アメリカ大統領選挙の候補者らに関する、イランのローハーニー大統領の発言が、アメリカを初めとする世界各国のメディアで大きく取り上げられています。
アメリカの新聞USAトゥデイのインターネットサイトは24日月曜、「アメリカの大統領選挙に対する、新しい批評家が出現している。それは、イランのローハーニー大統領である。というのも、ローハーニー大統領は民主党のクリントン候補と、その対抗馬である共和党候補のトランプ氏のいずれかを選ぶことを、『悪いものとさらに悪いもののいずれかからの選択』と表現しているからだ」と報じました。
また、アメリカのNBCのインターネットサイトも、「ローハーニー大統領は、アメリカ大統領選挙を批判するため、あらゆる機会を利用している」と報じています。
さらに、アメリカのCBSニュースのインターネットサイトも、「ローハーニー大統領は、アメリカ大統領選挙の候補者らによる一連の選挙活動を批判した」としました。
このテレビ局はまた、「これは、アメリカの大統領選に関するローハーニー大統領の公然とした見解表明だ」としています。
また、イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師も、これ以前にアメリカ大統領選挙の候補者らのモラル面での不祥事に触れ、「これらの2名の候補者のうち、権力や財力、及び最も多くの核兵器や世界最大のメディアを保有する方が大統領になるだろう」と語りました。
さらに、「おそらく、一部の人々はアメリカのこうした行動がいつかは終わると考えているかもしれないが、アメリカが覇権主義的な行動を追求していないことを示す明白な理由は存在しない」と述べています。