イラン大統領、「アレッポの解放とシリアの停戦は、シリアの平和の確立へのきっかけ」

イランのローハーニー大統領が、アレッポの解放とシリアの停戦は、平和と安定の確立にむけた重要な２つの歩みだとしました。

ローハーニー大統領は１８日水曜、シリアのハミス首相とテヘランで会談し、アレッポの解放はシリアの人々がテロリストに対してよい形で国土を守り、テロ組織とその支援者が決して目的を達成することはない、ということを示していると語りました。

ローハーニー大統領はまた、シリアのすべての友好国の目的とは、シリアにおける平和と治安の回復と、シリアの人々が自分たちの今後を決めることだとしました。

さらに、カザフスタン・アスタナのシリア和平協議も、シリア人同士の話し合いと同国の人々が好ましい着地点にいたることのきっかけだとしました。

ローハーニー大統領は、イランとシリアの関係を深く、影響力あるものだとして、両国のあらゆる方面の協力の強化と発展のために、現在の可能性と機会を活用する必要性を強調しました。

ハミス首相もアレッポの勝利を国民の抵抗と忍耐、シリア軍の献身、イランのシリアに対する惜しみない支援の結果だとして、「シリアの国民と政府は、テロ組織に対する抵抗と、シリアの治安の回復にむけた決意を固めている」と語りました。