イラン、ペルシャ湾岸協力会議の声明を非難
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イラン外務省のジャーベリーアンサーリー報道官が、レバノンのシーア派組織ヒズボッラーをテログループとするペルシャ湾岸協力会議の声明を非難しました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
3月 03, 2016 21:50 Asia/Tokyo
  • イラン、ペルシャ湾岸協力会議の声明を非難

イラン外務省のジャーベリーアンサーリー報道官が、レバノンのシーア派組織ヒズボッラーをテログループとするペルシャ湾岸協力会議の声明を非難しました。

イルナー通信によりますと、ジャーベリーアンサーリー報道官は、3日木曜、ヒズボッラーを非難するペルシャ湾岸協力会議の2日水曜の声明を受け、「この組織は、パレスチナの虐げられた人々を全面的に支持し、占領者に対して抵抗することで、反シオニスト政権イスラエルの抵抗の象徴になっている」と語りました。

ジャーベリーアンサーリー報道官は、「ヒズボッラーは、独立、自由、公正の実現、及び、テロや過激派との対決というイスラム共同体の永遠の理念の代表である。そのような組織への一部アラブ諸国の反対は、これらの政府が、この抵抗運動をテロリストと呼ぶパレスチナの占領者に同調することを正当化するものではない」としました。

さらに、「圧力行使や世論操作によって、他国にこのような立場を取らせようとする政治家は、意図的であろうとあるまいと、イスラム諸国の利益に反して行動している」としました。

ペルシャ湾岸協力会議は、2日、ヒズボッラーのすべての機関をテロリストと呼び、「これに関していくつかの決定を下している」としています。

サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、カタール、クウェート、オマーンから成る、このペルシャ湾岸協力会議の措置に対し、レバノン国内から激しい抗議の声が上がっています。