イラン大統領就任宣誓式に各国の代表が参加、米のイラン孤立化政策は失敗
8月 08, 2017 18:04 Asia/Tokyo
イラン外務省のラヒーミープール・アジア太平洋次官が、「イラン大統領就任宣誓式は、イランの力の大きさと、アメリカによるイラン孤立化政策の失敗を示した」と語りました。
ラヒーミープール次官は7日月曜、テレビのインタビューで、先日のイラン大統領就任宣誓式に100以上の外国の代表団が参加したことに触れ、「今回の式典により、アメリカはイランを孤立に追い込む政策に他国を同調させられず、逆に自ら孤立したことを示した」と述べています。
また、「敵は、テロ組織ISISによるイラン国会への襲撃以来、イランは安全ではないと見せようとしたが、この陰謀は今回の大統領就任式に100カ国以上が出席したことで水泡に帰した」とし、「各国の政府関係者が、政情が不安な場所に赴くことはなく、彼らの今回のテヘラン訪問はシオニスト政権イスラエルやサウジアラビア、地域に潜在するテロリストに対する断固とした回答となった」としました。
さらに、今回の式典の傍らで150以上の会談が行われたことに触れ、「こうした数々の会談での合意の締結は外交上の通例とはいえないが、この度の就任宣誓式の傍らで数多くの合意が調印された、今回の宣誓式は、中国やヨーロッパ諸国といった国とイランによる多国間の政治・経済関係の推進にとって、良好な機会となった」と語っています。
5日土曜、ローハーニー師は第7代イラン大統領として、イスラムとイスラム共和制、イラン憲法の遵守を誓いました。