イラン全国で、アーバン月13日の行進が実施(ビデオファイル有り)
11月 04, 2018 16:32 Asia/Tokyo
イランの首都テヘランをはじめとする各都市で全国一斉に、世界的な覇権主義者に対抗する国民デーの大行進が、児童生徒・学生を初めとする市民や体制責任者の参加により実施されました。
IRIB通信によりますと、西暦の11月4日に当たるイラン暦アーバーン月13日の行進への参加者らは、「アメリカに死を」、「イスラエルに死を」のスローガンを叫び、世界的な覇権主義者への嫌悪を表明しています。
この大行進の終了に当たっての決議には、「イラン国民は、アメリカの圧政的な制裁の頓挫により、この歴史に残る重要な段階を成功裏に切り抜けるだろう」とされています。
また、「イラン国民は、アメリカやシオニスト政権イスラエルの暴虐のもとに置かれている人々への支持、並びに覇権主義体制の専制的な体質への抵抗戦線に対する全面的な後方支援を継続する」としています。
この行進への参加者らはまた、アメリカの核合意離脱に触れ、「核合意からの離脱というアメリカの約束違反、そしてわが国に対するアメリカの政治家の敵対的な政策の強化は、改めてアメリカがイランにとって第1級の敵国であることを証明した’」と語りました。
毎年11月4日は、イランでは世界的な覇権主義者への対抗の日に制定されています。
1979年11月4日、イラン人学生らがイランのイスラム革命に対するアメリカの数々の企みに抗議し、スパイの巣窟とされていた在テヘラン・アメリカ大使館を占拠しました。
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