IRIB国際放送局長、「アメリカはプレスTVアナの釈放を余儀なくされた」
(last modified Thu, 24 Jan 2019 09:18:38 GMT )
1月 24, 2019 18:18 Asia/Tokyo
  • IRIB国際放送のジェベッリー局長
    IRIB国際放送のジェベッリー局長

IRIB国際放送のジェベッリー局長が、「アメリカは、世論の圧力に押され、プレスTV記者の釈放を強いられた」と語りました。

アルアーラム・チャンネルによりますと、ジェベッリー局長は24日木曜午前、「プレスTVのハーシェミー・アナ拘束事件により、アメリカでは同国の政府に不当に逮捕された者の釈放を迫るべく、世論の目覚めや見識が強く必要とされることが証明された」述べています。

また、「ハーシェミー・アナの釈放は、プレスTVとアルアーラム・チャンネルというイランの2つのチャンネルをはじめとした、独立したメディアにとっての大きな成果だ」としました。

プレスTVのアメリカ人記者、マルズィーエ・ハーシェミー氏(アメリカ名メラニー・フランクリン)は、罪名なしに11日間逮捕された末、ワシントンの現地時間で23日水曜、釈放されました。

 

マルズィーエ・ハーシェミー氏

 

ハーシェミー・アナは今月13日、家族訪問のためにアメリカを訪れた際、正当な被疑事実を告知されないまま、アメリカ・セントルイス空港で逮捕され、そのまま同国の警察の抑留施設に移管されていました。

ハーシェミー・アナは逮捕直後、抑留施設の職員により手足を鎖で縛られ、イスラム教徒であるにもかかわらず、イスラム教徒の女性の被り物であるヘジャーブを強制的に脱がされ、またイスラムで許可されているハラール食品の摂取を禁じられていました。

アメリカでのハーシェミー氏の逮捕は、世界で大きな反響を呼びました。

ハーシェミー氏は、アメリカ・コロラド州で生まれ、大学でジャーナリズムを専攻しており、若年期にイランイスラム革命の創始者ホメイニー師の人物像に感化されてイスラムに入信し、イランに移住しました。

 

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